Instruments

初めての楽器は従兄がくれたガットギター。小学校の六年。ネックが反っていてコードが弾けないほど弦高がやたら高かった。というよりコードを知らなかった。ので、もっぱら単音を弾いていた。そういえばベースのリフを好んで弾いていたかも。当時はイントロがかっこいいベースリフが流行っていたのだ。 そうか、ハーモニーよりメロディに興味があったのか。(納得したりして。)実力は「禁じられた遊び」をやっと弾けた程度かな。(さびは無理。今は弾けます!)。あと当時ビートルズのブラックバードやS&Gのスカボロフェアなどを弾いていた。

次は父親の、「高校の試験に合格したら買ってやる」という約束の下に、エルクの¥15000のエレキギター。ならびにグヤトーン¥15000、30Wのアンプ。これは弾きまくりました。トレモロアームがついていたので、リッチー・ブラックモアの真似をして、引っ張りました。二度折りました。そのつど親父に溶接をして直してもらいました(親父は溶接工)が三度目に折った時は「あきらめろ」と言われました。アンプも完全償却。スピーカー飛ばしました。練習場所は豚小屋。お袋が養豚業をしていたのです。約100頭のお豚ちゃんを観客に見立てて練習しました。「キーキー、ギャーギャー」啼くのでビートルズになったつもり。きっと豚はストレスがたまって肉はまずかったかも?

ベースに転向したときは、ギターの奴に借りたグヤトーンのモズライトモデル、ショートスケール。最低でした。 その後プレシジョンモデルを自分で購入。エルクだったと思う。(写真:高校の学園祭)

  そういえば修学旅行で初めて東京に行った時、御茶ノ水の楽器屋でレスポールのボディを買ってきてエルクの¥15000のエレキギターを大改造。シマウマ模様のレスポールを自作。すごい。って自分で言うな。

そして東京に出たとき本物のフェンダープレシジョンを月賦で購入。高かった。¥210,000くらい。今は跡形も無く、ネックだけは持っていたんだけど。注:アフロヘアーは本物です。

初めてのウッドベースは茶木のベニヤ。¥100,000

エレベはアレンビックのコピーを購入。¥250,000くらいした。これも売ってしまったのだけど完全コピーものだったので惜しいことをしました。その後同じものを見ていません。

二本目のウッドベースはカール・ヘフナー(写真右:右の楽器)¥600,000月賦。故川端民雄さんもヘフナーということで買いました。

北海道で故伝法諭氏よりラングのピッコロベース購入。ベニヤだったけどパーツがいい材料で結構良かったです。でも当時北海道には弦がなかったなあ。
スズキの小型中古ベース購入。(これは売らなきゃ良かった。裏板合板でしたが、良く鳴るいい楽器でした。)
マイネル(東独)購入。これはごッつい楽器だったなあ。すぐ手放しました。当時札幌すすきのでは4軒掛け持ち。それぞれの店にベースを置いてました。
上京後、アントンラッツというドイツっぽいオールド購入。これもいい楽器だった。でもニューヨークへ行くので売却。

ニューヨークではフランス製ルネ・クーン、だと思う。を$10000で購入。梨型の美しい楽器。NY時代はこいつにお世話になりました。同じのを山本楽器で見ました。CD・CLOSE TO LOVEやソロのアルバムのソロチューニングで弾いてる楽器はこれです。

ニューヨークの48丁目でテキサスのメーカー「ロビン」ゴールドのアーム付きソリッド・エレクトリックギターを$200で購入。暴れたくなったとき思い切りディストーションをかけてフリーロックをします。

フォークギタースタイルのアコースティック・ベース(アリア)を中古で¥30000購入。大もうけ!と思っていたら定価¥50000でした。BASS FOLKSONG はこれを買ったときに出来ました。

私の結論。やはりセッティングは、楽器に大きく左右されます。オールドの良く鳴る楽器が一番簡単です。

今は川越の大木宅に置かせていただいていますが、秋葉原の楽器屋で仕事をした折、置いてあった楽器を買いました。これが大変安い。ステンターといってイギリスの会社だが中国製。ベニヤですが表は単版。小型でバランスもよく弾き易い。吹奏楽用ですね。これと同じサイズで作ればソロ用にはもってこいですね。弓と松脂と教則本とケースがついて¥10万。

上記ステンターは下取りに出してルーマニアのグリガ定価44万を買いました。コストパフォーマンスは現在では最高でしょう。裏板のみ4枚張り合わせですが。今度飛鳥に乗船するので使います。弦はダダリオのオーケストラにしました。ピックアップはデヴィッドゲージ。

そしてアンプヘッドも買いました。アコースティックイメージ。トレース・エリオット・アコースティックは売却。